パソコンの時代、ネットの時代…なんていう物言いさえすっかり古臭くなってしまいました。

受験生はインターネットで願書を送る時代です。

かつては願書受付解禁日は「いい番号をを取りたい」と夜明け前から保護者が並んでいたものです。

え?今でもそれはしています?

「親としてわが子にできることと言ったらこのぐらいなので」

マジ?ですか。

こんなすごい学校がありました。

女子校です。

英語の多読に取り組んでいる、と言います。

多読=速読です。

実際に授業見学に行ってみたら、こんなすごいことになっていました。

「読んだあと、その結果はどう評価されるのですか」

なんと生徒たちは、パソコンが置かれている部屋で、自分のIDでログインして

確認テストを受けるのです。

読んだ英語の本のタイトルをインプットすると、

英語で質問が10問ぐらい出てきます。

その確認テストを修了して、多読の進捗が記録されるのです。

実はこのシステム、全国のネイティブの先生たちのネットワークが

プロデュースしていて、まったくのハンドメイト。そしてボランティア。

どうやらこの学校の英語の先生が紹介して導入したらしいのです。

さすが私立!

で話が終わるのであれば、ここに書きません。

実際に、数百冊ある課題の英語本を選んで、PCの前に座って

確認テストをクリアするところまで取材させてもらいました。

最後の最後にその生徒たちに聞きました。

「英語、得意になった?」

答えは

「そうでもない」

でした。

ガーン!(古い)

取材に応じてくれた生徒ですからまあまあ上位生。

「でも、入学したころは英語、苦手でしょうがなかったことを思うと

今は全然違います!」

そのコたちは確か高2の夏でしたかね?

高1だったでしょうか? その時点で英語の苦手意識が薄れて…

で大学受験には間に合いませんよ?

まあ、その学校の生徒募集状況と進路実績を見たら

よくそういう「ほのぼのした話」「ポジティブな話」が出てくると

感心しますが、IT系の技術を学力向上にどう活用するかは

まったく違う次元の問題であることがよくわかります。

それを先生たちが自ら実感して変えていく時代なのだと。

そうそうキタシロがもといた会社がインターネット出願のシステムを販売することに

なり、その前段階として勉強会をしたら、かなり多くの学校が参加して

くれましたね。30数校が参加してくれました。

でも、その勉強会の感想をアンケートに書いてもらいましたら、

半分は「いろいろ広く知っておきたい」という答えでした。

そのあたりまで。

そりゃあ、勉強会でも格別質問も出ないわけです。

だってインターネット出願の前段には受験生予備軍(説明会参加者)の囲い込み、

個人情報管理…そして後段には成績管理&分析が大学受験まで連なっていくわけです。

教科担当しながらこの分野の業務を校内ネットワーク上で活用していくスキルが

一般教員にあるとはまるで思えないですしね。

でもそれらをすべて外部にアウトソーシングしてしまうというのもちょっと不安。

いやいや大変な時代になっていることは確かですが、

先生が遅れている理由をそこに求めるのもまた違う、でしょう。

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