今回は学校説明会のスケジューリングのお話です。

中学受験の世界も需要と供給の関係といいますか、人気校ほど

学校説明会の実施数は少ないようです。

「学校説明会ですか? まあしなくはありません。

秋に2回だけ実施しますので、ご都合をつけてお越しください…。」

そんな学校があるかと思えば10回以上実施する学校もあるわけです。

平日にしか実施しない学校もあれば、ワーキングファザー&マザーのために

「ナイト説明会」というような、スタート時間が遅い説明会を企画する学校もあります。

学校の中には、志望順位を高めてもらうために、それぞれの回で別のテーマを

設けたり、入試問題対策会として、どんな傾向の問題が出そうか、自ら入試問題を

解説してくれる学校もあります。

以前在籍していた編集部で「学校説明会」に特化した情報誌を発行していましたが、

ネットや塾発行のフリーペーパーの普及などにより、4、5年前から

売れ行きが芳しくなくなりました。

それにどの学校が何時から…という実施情報だけなら、

各校のHPでも拾うことが可能だからです。

ただ、それだけで情報が十分かというと、そうでもないわけです。

複数の学校の説明会のスケジュールを網羅しようとすると、どうしても回り漏れが

発生します。これを3年計画で緻密に考えるのなら別ですが、

学校同士のスケジュールのバッティングもありますし、個々のご家庭の都合もあります。

志望校の説明会をすべてに最優先することは意外と難しかったりすると思います。

ですから、学校説明会参加の優先順位も、入試同様、実施回数の少ない学校から

優先して決めていくしかないわけです。

1、2回しか実施しない学校は、志望順位はともかくまず優先して参加しておかないと

チャンスはなくなるわけです。

早い話が非常に煩雑です。

それでも大手塾では有力校に対しては塾主催の説明会が実施されるケースがあります。

大量の受験生を供給してくれる大手進学塾には学校側も便宜を図るからです。

その微妙な力関係には詳しくありませんが、一般塾対象の説明会は実施せずとも

大手塾主催の説明会には喜んで参加する学校があるところを見ると、

受験生の側から学校を値踏みすることも可能ではないでしょうか。

いずれにせよ、実際に学校を訪問せずに広報担当先生の話だけを聞いても

ほとんどいい話ばかりでほんとうのことはわからない気がします。

どの部分を疑ってかかるかは、保護者の側も経験値を高めないと

「はあ、そうなのですか。素晴らしいですね」

という感想にしかならないでしょう。

ある意味、学校説明会は学校側と保護者の駆け引きかもしれません。

恋の駆け引きとはいいませんが、先に惚れたほうが負け、だったりするのかもしれませんね。

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