きょうは東京で4回以上入試を行う学校の初回占有率、午後入試比率、および

適性検査型入試の占有率です。

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4回以上入試を行う学校で、第一志望者もしっかり集めている学校と

なると、ほとんど見当たらないのが事実です。初回の午前入試で30%以上

集めているのは、東洋大京北ただ一校。

でも、この学校も共学化2年めで早くもバブルが弾け始めた印象なので、

そうなると25%を超えている日大豊山、江戸川女子あたりがそこに続く

と言えるでしょうか?

問題は午後入試を導入して、そっちが主になって、

午後入試分が上乗せなのではなく、志望順位の高い受験生が来なくなる、

つまり「併願するとお得な学校」という捉え方をされるようになる、

ことがわかります。

午後入試の比率が50%を超えてしまうと、主従逆転で、

これをどこかのタイミングで本来ある形に戻さないと、

時間が経つに連れて「午後入試があるから受けてみるっていう

学校でもないし…」と、受験生側の評価が下がってくるのじゃないでしょうか。

ことしの実績を見ると、跡見学園と東京女学館は危険信号です。

このタイプの女子校が「一番手でなくてもいいや」と思われ始めると、

徐々に受験生離れが進むものと思われます。

そうなる前に、出口で結果を出さないと。

同様に、午後入試だけでなく適性検査型入試にも頼り切っている学校が

見受けられますが、何とか我慢できるのは

長くて6年めまででしょう。そろそろ

教育内容で世間を納得させないと、この先は厳しいと思います。

その点では、広尾学園、青稜、国学院久我山はいまギリギリのラインに

いると思います。

この表の中では高輪だけがはじめに午後入試ありきなのではなく、

午前入試で上位校の併願を受けているポジションなので例外ですが、

残りの学校で午後入試比率が4割に満たない学校は

見当たらないという現実を直視すべきでしょう。

それでも「1人でも多くの受験生が欲しい」というのなら、

鴎友や本郷はまったく世間の流れに逆行している変わり者の

学校ということなんでしょうね。

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