きょう、明日、あさってで複数年の比較をします。
実はこの手法はこの複数年の区切り方で、
学校ごとの有利不利が発生します。
ですから補完的な手段という位置づけでよいと思います。
連勝・連敗校、連勝・連敗ストップ校の翌年。
この2つの手法であぶり出されなかった、注目校があるかないかの
検証のための手順だといえます。
よく雑誌の進路実績分析企画で10年前と比べる的な企画がありますが、
ピンポイントで比較すると、たまたまその10年前が
良かった、悪かった、という話になります。
裏を返せば、翌年また同じ手法で記事企画が可能だということになります。
学校からの広告収入をあてにする、一般の雑誌では
こういう「より深く突っ込んだ」発想は不可能だと思ってます。
そこで手元のデータで受験者数を学校ごとに入力を始めたのは2005年からでした。
とすれば12年間の受験者数データがありますから、これを4年ごとに3期に分けてみましょう。
この3期を前期・中期・後期とするなら、
前期<中期<後期
の学校が人気上昇中の学校です。
前期>中期>後期
の学校ははっきり再浮上は望めない学校でしょう。
「>」の定義を10%にしてそれ以外は=としてカウントしますと
前期<中期=後期と前期=中期<後期
の学校は好評価の学校になります。
前期>中期=後期と前期=中期>後期の学校は
ややマイナス評価の学校になるでしょう。
それ以外は判定対象外です。
ここで入試回数を増やそうが、午後入試を始めようが
入試改革の施策そのものは問いません。
その結果、現在のラインが過去よりどうなってきたか、だけを
シンプルに分類してみます。
おっと、ボリュームが大きくなったので、
4年ごとの合計数が前期・中期・後期で10%以上、
連続増が16校、連続減がナント74校!
これを5%刻みにしたら連続減がもっと多かったという…。
では、連続減の74校から先に
明日から2回に分けて、突っ込みます(笑)。
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